【猫とマンション大規模修繕工事】工事の騒音から猫を守る防音ハウスDIY

マンションの工事の騒音から、飼い猫を守るための防音ハウスを自作しました。

もろもろで簡易シェルターになってしまいましたが
今回の大規模改修工事は、このキャットハウスでなんとか乗り切ろうと思います。

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防音商品が豊富なインテリアショップや、防音素材の専門店などに
事情を説明して問い合わせてみましたところ、ペットを騒音から守るためには
やはり、箱状のペットハウスを用意して避難させるのがベストだろうとのことでした。

そして、箱状の防音ボックスを作る場合は、なにか1つの防音材だけでは不十分で
音を遮断する「遮音材」と、遮断しきれなかった音を吸収する「吸音材」の
2つの素材の組み合わせが必要不可欠とのことでした。

簡単に図にすると、↓このような構造のハウスがほんとうはベストのようです。

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【1】まず、遮音性があり、加工しやすく安価なものは厚手のベニヤ板とのことで
9〜12mm以上の厚みのあるベニヤを使って、中空状の箱を組みます。
(ベニヤ板は厚ければ厚いほど遮音性が高く、2枚重ねにしたり
遮音シートを貼ったりすれば、さらに防音効果が高まるそうです)

箱の内部には、必ず吸音材が必要です。
吸音率の高い素材の中では、ポリエチレンウール(ポリエステル)が良さそうです。
私は吸音ウールか、シンサレートウルトラ 断熱・吸音シートを想定していました。
(ロックウールやグラスウールは、ガラスクロスなどでカバーしてあるものでも
粉じんが出て、室内に放出されることがあるとのことでおすすめできません)

【2】上図の構造を下図のように組んで、猫が自由に入れるハウスの形にします。
ただし、猫はどこでも嘔吐するので、ハウスの中を掃除できるように
1カ所が扉のように開閉できる工夫も必要になってきます。

【3】さらに防音ハウスの外側に、遮音シート(制振シート)を貼って
ハウスの下に、遮音マット(防振マット)を引けば
家庭用の防音シェルターとしてはフル装備ではないかと思います。
(これらのゴムマットの中には、ゴム臭がとてもきついものがあるので
特にペット用の場合には、各店舗にゴム臭について確かめたほうがいいです)


うちでも、なんとか上図のように作れないかと試行錯誤したのですが
ベニヤ板のカットや小口の処理が大変複雑で、私にはとても難しすぎたのと
各材料をモタモタ注文しているうちに、工事がはじまってしまいそうだったので
とりあえず不十分でもいいから、なんとか今すぐに形になるものを設置しておこうと思い
東急ハンズと、手持ちのペットハウスで簡易ボックスを作ってしまうことにしました。



市販のペットハウスとベニヤ板の簡易防音シェルター
まず、キャットハウスの形状を決めて、東急ハンズで9mm厚のベニヤ板を購入し
必要なサイズにカットしてもらいます。猫の出入り口の穴もカットしてもらえます。

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ねじ釘を打ってボックス型にします。うちは猫2匹なので2台ひつようです。

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今回のボックスは底を作らずに、市販のベッドやマットなどの上に
かぶせて設置するタイプにしてみました。

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猫は、粗相をしない子でも嘔吐はどこでもするので
6面全てを覆うサイコロ形状で作ってしまうと、中で嘔吐した時の掃除が大変ですし
前述のように、掃除のために1面を扉にするというのもこれまた製作が難しいので
底のない5面タイプにすれば、作りやすいし使いやすいかもと考えました。


2つのボックスは、大の内側に小が入る入れ子式のサイズで作っていますので
大の上に小をスタッキングして2段ハウスとして使ったり
2つを重ねてさらに防音効果のある2重ボックスとしても使えそうです。

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入口の位置もぴったり合わせていますので
2重ボックスにしても猫の出入りはスムーズです。

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使わない時は、入れ子で収納して1つ分の大きさになりますし
入口を交互に重ねれば、中に入れたものが出ないので
物入れなどに転用することもできるかなと思います。


この木製キューブボックスの中に、市販のキューブハウス CHE-450 M を入れます。
このキャットハウスは、厚手のポリエステルとウレタンフォームで出来ているので
吸音材のかわりになるのではないかという狙いです。

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小さいほうが少し窮屈ですが、両方とも木製ボックスにおさまります。
出入り口もぴったり。わーい。キューちゃんがのぞきに来ました。


なにこれー。なにこれー。

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キューちゃんとポンコの避難小屋よ。


キューブハウスの中も少し工夫しています。
木製ボックスには底がなく、市販のキューブハウスも、分厚い壁面と天井にくらべて
底面はペラペラの布1枚だけの作りで、中敷き用クッションが付属しているものなのですが
この中敷きクッションがたいていが小さすぎて、ハウスの中に敷くと周囲に隙間が出来て
猫が隙間に落ちてしまうので、うちではいつも付属クッションは使いません。

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床からの冷気が猫のおしりに伝わらないように、レジャー用のアルミシートを敷いて
ハウスに隙間が出来ないよう、ぴったりサイズのお安い座布団をはさみ
その上にいつものアルパカタッチの毛布を敷いています。



次に、床からの振動対策として、ハウスをもけもけバスマットの上に置きます。

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本当は防振マットの上に置く予定だったのですが、手配が間に合いそうになかったので
できるだけ音を吸収してくれそうな、もけもけバスマットで代用いたしました。



さらに、遮音のための覆い。

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これもまた、本当は木製キューブボックスの外側に
遮音シートを貼る予定だったのですが、こちらも手配が間に合いそうになかったので
1枚余っていた防音カーテンコーズでボックスを覆って、遮音シートの代用としています。



この簡易防音シェルターを、工事のドリル音から一番遠い部屋の机の下に設置しています。

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専門の防音材を揃えることができなくて不安ではありますが
今自宅にある材料でのせいいっぱいです。



愛犬用の防音情報
猫の防音シェルターを探している時に、ワンコ用の防音ルームをたくさん見つけました。
これらは主に、犬の鳴き声を外に聞こえないようにするための防音ハウスだと思うのですが
ハウスの中の音が外に聞こえにくいということは、外の音も中に聞こえにくいと思うので
入口を自由に出入りできるよう工夫すれば、逆に、外の騒音からペットを守るための
防音シェルターとして転用できるのではないかと思います。

a0233917_22143317.jpgオーダーメイドで10万円以上する商品が多いので
うちではとても購入できませんが、このような特注品もあるようです。
とてもしっかりした作りなので、自作の参考にもなるかもしれません。
防音犬小屋ドットコム
ワンだぁルーム/カワイ音響システム
防音ペットルーム/防音工房スターライト
また、同じくネットを検索していた時に
ドッグトレーニングインストラクターの齋藤美紀さんのブログに
マンションの大規模修繕工事の際に愛犬のストレスを軽減するための
環境作りとトレーニング方法などが掲載されていて
ワンちゃんだけでなく、猫にとってもとても参考になる記事でしたので
許可をいただいて、ぜひご紹介させていただきたいと思います。


マンションの大規模修繕工事!愛犬のためにできること
Miki Saito, CPDT-KA Dog Training and Behavior




避難部屋のトイレ
自作簡易シェルターを置いている部屋には、もうひとつ猫トイレを置いています。

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ポンコさんが個室にいる時に使っていた、水切りカゴのトイレです。
2人が避難部屋から出なくなってしまった時に、ここでもトイレできるように置いてみました。
なぜかキューちゃんがおもしろがって、このトイレばかり使っています。
なにかとても気に入ったようです。

これらの設備で工事を乗り切り中です。




掲載の施工材料・対処方法などにつきましては、あくまで私個人の特定の環境での一事例です。
内容の正確性、信頼性、有益性について保証するものではなく
当ブログの情報を利用した結果について責任を負うことはできません。
最適な方法は、お住まいの環境や、家族構成、猫さんの性格などによってそれぞれ異なりますので
他サイトなども比較検討のうえで、自己責任にてご参考いただければと思います。

by adachi_kogane | 2013-11-14 22:41 | 日々の暮らし | 賃貸ネコ暮らし | 足立コガネ


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