マロちゃん一周忌

マロちゃんが亡くなってから1年たちました。
ようやく写真を載せる気持ちになりましたが
写真を見るとまだ苦しいです。

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マロちゃんは8〜10歳くらいで
ずっと外にいて、通行人からご飯を貰っている生活でしたので
保護時には腎臓が悪くなっており、左の腎臓は萎縮し機能していない状態で
ボランティアさんに預かっていただいている時には
痙攣発作か癲癇発作のような症状もありました。

自宅では、ご飯は療法食で、朝晩2回の投薬と2日置きの皮下輸液を続けていました。
ゆっくり寝ていたいのに、輸液され、キューちゃんに後追いされてばかりで
かわいそうだなーと思っていましたが、近くの動物病院の「輸液が少ない」という指示で
皮下輸液を1日置きに増やしたころから、さらに嘔吐の症状もひどくなりました。

猫さんはご飯のあとに嘔吐したりしますが
1回吐いてケロッとしている通常の嘔吐ではなく
1時間くらいかけて7回も8回も連続で嘔吐し
吐いたあとはトイレなどにこもって、ぐったりうずくまっているような状態で
とても辛そうにしていました。そんな辛い嘔吐をほぼ1〜2日置きに続けていました。

どこの病院に診てもらっても「皮下輸液と嘔吐に因果関係はない」「嘔吐は原因不明」
との診断でしたが、どう見ても皮下輸液をした次の日のタイミングで嘔吐が始まるので
ボランティアさんにご意見をお聞きしたところ、輸液すると血液中の成分が薄まるから
それで貧血になって嘔吐しているのではないか?というお話でした。


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輸液しないと腎不全の症状が悪化し、輸液すると貧血で嘔吐する
というどちらに転んでも良くないという天秤状態になり
ACE阻害薬(朝晩)→皮下輸液(1日おき)→制吐剤(朝晩)→制酸剤(朝晩)
と、朝晩、口をこじあけて3種類の投薬&輸液を続ける毎日でしたが
だんだん食欲もなくなり、動くことも少なくなり
マロちゃんハウスにこもったまま、嘔吐ばかりという状態になりました。
この頃、ボランティアさんが指導に来てくださって、薬をまぜた強制給餌もはじめました。

しかし貧血はますます悪くなり、でも輸液をやめることもできないので
どうしたら良いか分からず、何度も近くの動物病院に連れて行きましたが
お返事は「皮下輸液と嘔吐に因果関係はありません」ばかり。
その頃にはもう自力でトイレに行けず、ほぼ寝たきりで息だけしているというような状態でした。
果たしてこんな毎日で、マロちゃんは幸せなのか?という疑問を持っていたところ
さらに(1回8000円の)増血剤の注射を、3日置きに
何週間か続けて打ちに来てください。との指示があり
たくさんの薬と注射まみれの毎日に、勤務時間的にも金銭的にも心情的にも
これ以上の処置は無理というところまで来てしまいました。


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ぐったり横になっているマロちゃんをしっかり見て、心の底から考えて考え抜いて
自分がマロちゃんだったら?何もされずに、ただゆっくり寝ていたい。と思いました。
この判断が間違っていたとしても、自分が全責任を負おうと思いました。

近くの動物病院での3日置きの注射は断り
ハリポタ医院に相談に行って、同じ造血効果のある飲み薬を処方してもらいました。
皮下輸液も1日置きをやめ、2日置きに戻しました。
この頃はもう、強制給餌をしようと口をあけても
前に入れた缶詰が、まだ口の中にいっぱい残っている状態でしたので
続けてハリポタ先生に相談して、強制給餌もやめ、水だけを少しずつ入れることにしました。
目も開きっぱなしで、目が乾いたり目やにが出るので
薬局で買ってきた目薬をさしておりました。
(薬局の薬剤師さんが、偶然、猫を6匹飼っているかたで猫の病気にもくわしくて
猫にも使える目薬はこれと選んでくださってありがたかったです)
半分屍のようになったマロちゃんは、それでも
声をかけたり、撫でたりすると、しっぽだけパタンパタンとゆらして
最後までお返事をしてくれていました。


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寝たきりになって3週間。去年の今日。
会社から戻ると、いつものふとんのなかで
静かに亡くなっていました。

最後まで黙って頑張ったマロちゃん。
最後までお返事してくれたマロちゃん。
マロちゃんは本当はもっと生きたかったのかもしれません。
増血剤の注射をしていれば回復したかもしれません。
注射をさせなかったのは本当は私自身のためだったのかもしれません。
この判断については私が全責任を負います。
どの時点でどうすればよかったのか、ずっと考えて行こうと思います。



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マロちゃんが亡くなった次の夜に寝ていたら
枕元にトスンと誰かが飛び乗って来た音と感触がして
でもキューちゃんは遠くで爆睡していたので
マロちゃんかなーと思いました。
軽やかに飛び乗ってきた音だったので
もう病気じゃないんだな自由になったんだな
とちょっとほっとしました。

キューちゃんは
亡くなったマロちゃんを入れた箱を
何度も何度も覗いて
心なしかしょげているような感じがしたので
大事にしてあげたいと思います。





by adachi_kogane | 2012-06-21 14:10 | 日々の暮らし | 賃貸ネコ暮らし | 足立コガネ


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